
現在よりお客様の数を増やすことは人手の都合で無理がある。でも売上は足りない・・・
よくあるお話です。それは何故か?
エステティックサロンを中心とするサービス業というのは、商品販売と違い在庫ができませんからお客様が来られるごとにその都度サービスを作り出し、提供しなければなりません。必然的に人手が必要になり、価格競争が激しくなるほどに売上は不足しますからよくあるお話になる訳です。
その結果、客単価の引き上げが課題になります。
よくある打開策として、
1.
商品販売に力を入れる
2.
設備投資で人手を減らす
3.
メニュー価格を引き上げる
というのが挙げられます。
思い当たる節はありませんか?
しかしちょっと待って下さい!
商品販売に力を入れるとセールストークに重点を置くことになり、お客様にとってはサロンが癒しの場というより、売りつけられる場になりますので場合によっては客足が遠のく原因となります。強引なセールスがトラブルを引き起こし、エステ業界の評判が悪くなっているのも周知の事実ですね(+_+)。
また、設備投資で人手を減らせば回転が良くなり、一見収益が上がりそうですが投資額の回収計画をしっかりと立てた上でないと、「しめて赤字!」ってなことになります。
メニュー価格を引き上げるというのは競争が激しいこの業界ではなかなか勇気がいりますね。施術内容がそのままで価格だけ上げるというのは客数を減らす原因となりかねません。
「それじゃあどうすればイイの!?」という声が聞こえてきそうですが、実は上記1〜3のどれもが実は正解でもあるのです。正解でもということは間違いでもある訳です。
ややこしいですが、要は「やり方」なのです。
お客様ターゲットをしっかりと設定し、そのお客様にとっての価値を明確に定義した上で行うことが肝心です。サロンがターゲットにしているお客様像やサロンの特長ごとにそのやり方も変わってきます。そして少なくとも、経営者としては投資回収の会計知識の基礎知識くらいは勉強しておく必要があります。
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